「土佐山田の日曜市」で...見かけるまで...いや...「思い切って買ってみても」 何のこっちゃ?...サッパリ...その素性も味も「いわれ」も知りませんでした ...で... 売っているオバチャンに...「これ何?」「何処で作ってる?」「作り方は?」と質問攻め ...が... オバチャンたら...「作り方は企業秘密!でへへ...よう知らんがよ!...何処で作りゆうろう?」 全く...商品知識もないのね!...あはは! とは言え...私の信条である「分からんものは喰ってみなけりゃ!使ってみなけりゃ!」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ う〜ん...確かに薩摩「芋」の香り豊かな...美しい琥珀色の水飴です 「紙芝居の時に...白うなったら...もう一個くれよったが」 ...と... ...が... やはり...「りょうせん」の正体について要領を得た答えは...ありません ...分かったのは... この地方では「芋の水飴」が...昔から食べられていて...「りょうせん」と呼ばれていたこと...だけ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ でもね...ふつう「水飴」というもんは...無色に近い...米と麦芽から作ったもんでしょ? なぜに...これが「りょうせん」という呼び名...芋味茶色なのかは...ミステリー! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 取りあえず...木のスプーン二本で...グニグニ...グリグリ それがぁ...よく煮詰まっているのか...固ったい!...まっこと手が疲れたちゃ! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ う〜ん...なかなか...びゅてぃふぉ! 味見の後は...せっかくここまで育てた飴を...カップに入れ熱湯を注ぎ...そう!...「飴湯」 それが美味しいんだなぁ...芳しく素朴で優しい...芋味あめゆ 料理やお菓子にも...この「りょうせん」は使われるそうです ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ...で... さらに...「りょうせん」で検索し調べてみても...謎が解けない...う〜ん...orz と...頭を抱えていたら...ありがたや! コメントで「めじろ亭サン」が...「ぎょうせん」と呼んでおった...というヒント さらに「ぎょうせんx芋x水飴」で検索して...少し見えてきたのかな? ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ハッキリした見解として...ここに私が書くのには...憚りがあるものの 「りょうせん」は...どうやら...九州〜中国〜四国地方中心に...芋と麦芽で作った水飴 呼び名は...高知では「りょうせん」...他の地方では...「ぎょうせん」らしい ...が... ...あるサイトの考察で... 古くは「じおうせん(地黄煎)」というものがあり...民間の健康飲料?だったのでは? それが...地黄を使う使わないの変遷と...各地への伝播で...「ぎょうせん」と訛り ここ土佐では...いつの頃からか...「りょうせん」と呼ばれるようになったのかも?...て ちなみに「りょうせん」と呼ぶのは...高知県固有のようです ...とのこと... 完全な情報として受け止めるには...私には知識がなさ過ぎます...でも...少し歩み寄り? これからも...「りょうせん」のこと...機会があればいろんな人達に聞いてみましょう! 皆様方にも...「りょうせん」「ぎょうせん」「芋の水飴」について 何か情報...あるいは知っていること...はたまた推理!...などあれば...乞う!お知らせ! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ あ!...この「りょうせん」...お求めは...高知県香美市「土佐山田町の日曜市」でどうぞ! または...ご希望があれば...買ってお送りしますよ!...ご遠慮なく連絡を! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ m(_ _)m
by arinco11
| 2009-03-13 01:58
| 食材・調味料(92)
|
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Comments(20)
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めじろ亭
at 2009-03-13 04:00
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ホンマ、懐かしいモンです。
アッシの地方(岡山の山ン中ですが…)では確か「ギョウセン」と呼ばれていた、そんなものがあったような記憶がありますね。 水飴みたいなモンでしょ。 メジロのやってくろ小枝に塗りたくってやったら…トリモチ的になって捕獲できるかも知れませんが、ダメですよ、そんなことをしたら。
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chiroru-pu at 2009-03-13 06:51
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arinco11 at 2009-03-14 04:19
■めじチャン…たまにはエエこと教えてくれるやんか! ^^
「ぎょうせん」て、岡山のド(失礼...)にはあったんや! ワテの育った所には、こういう芋飴はなくて、ほぼ無色の水飴やった。 郷愁を誘う?...食べたいなら飛ばすよぉ〜! ^^ ってね、メジロを生け捕りにしようなんて、考えてはおりませぬ。 最近ではヤツラ、蜜柑をくれる人だ!となれて、側に近づいても逃げないよ! ほんま、可愛い!...メジロを見に、遊びに来る? 今日は、小さな畑に、見たことのない可愛い綺麗な鳥が来てたよ!
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arinco11 at 2009-03-14 04:23
■ちろりんサン…芋水飴、なかなか鄙びた味わいですよ。
私は、そのまま飴として舐めるのは苦しいけど、飴湯は好きだと思った! で、紅茶にサツマイモ味のコラボかいな? むむむ...日本茶とか...ほうじ茶にはいいかな?...麦茶も! いろいろ、お試し、してみるね! ^^
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jajamaru456 at 2009-03-15 09:26
大昔、学研の科学の付録で作ったことがありますた。また作ってみたくなってきたっすw。
ググると、瀬戸内、北部九州ではギョウセンで微妙になまってるみたいっすねw。最終工程で煮詰めて「凝煎」するかららしいっすよ。材料は芋の他、米、餅米が多いみたい。南九州では「りょうせん」なとこもありますたが、基本「芋飴」だと。 それにしても昔は水飴ってポピュラーな食べ物だったんですね。お菓子材料か実験対象かと思てましたわぁw
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どうごひめ
at 2009-03-15 11:58
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香川から 松山の道後へ転居したのが、25年前の事。
「ぎょーせん・・・・・」のアナウンスとともに、何かを売りに軽トラで売りに来ていました。何を言っているのやら、想像もつかずにおりましてた。 実家の讃岐の国の母に、聞きましたら、「水あめのこと」と教えてもらいました。80くらいの母の子供の頃に、紙芝居のおじさんにもらったとも言っておりましたよ。 私、このたび初めて現物を見ることができました。 ありがとう。
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arinco11 at 2009-03-15 22:39
■じゃじゃ様…「凝煎」説、なるほど。説得力ありんすねぇー。
んで、こちとら、地黄、ちと調べてみました。 地黄そのものは、滋養強壮他の効能のある生薬ですが↓、 http://www.kanpoyaku-nakaya.com/jiou.html 地黄煎飴というのも確かに存在し、かなり歴史が古いようです。 どちらとも決め難し、、、というか、、、 別の情報としては、干し芋を作るときに滴る甘い蜜を使うという話もあり。 何がどぉやら、真説はいかに?、、、難しおす。。。 昔、砂糖が普及するまでは、甘みをいかに手に入れるのか? 先人達の工夫がしのばれます、ほんまに! ^^
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arinco11 at 2009-03-15 22:44
■どうごひめサン…コメントありがとうございます。 ^^
そうですか。80歳ぐらいの母上の子供の頃というと、70年も前の話ですね。 四国でも、高知県以外の三県では、やっぱり「ぎょうせん」、瀬戸内や九州と同じ呼び名ですね。 同じ「芋みず飴」を、高知だけ、なぜ「りょうせん」と呼ぶのやら? ま、何はともあれ、「ぎょうせん」、ごらんいただけて、よかったです! ^^
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coo-coos at 2009-03-16 09:22
この辺りではあまり見たことないけど(気にかけていないのか?)
子どもの頃鹿児島出身の祖母の家でよく食べていました。 当時は福岡に住んでいたのでどこで手に入れていたのだろう? 芋飴って言ってたかな。ほんのりサツマイモの味がしますね。懐かしい!
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arinco11 at 2009-03-17 21:05
■cooちゃん…やっぱり鹿児島や宮崎、それと長崎かな?、
「ぎょうせん」情報が多いのは。 今はまだ正しい由来など分かっていないに等しいけど、 そのうちきっと「芋みず飴=ぎょうせん」については、つきとめたい! 私は、「ぎょうせん」を、飴湯にして、夏にもゴックンしてみたい!
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at 2011-07-05 14:30
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ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
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arinco11 at 2011-07-05 20:20
■7-05の鍵コメさん...コメントどうも。
この土佐山田日曜市では、直販しかしていないと思います。 前にも一度、この飴をご所望なさった方に、 私が買って送らせていただいたことがありました。 ご遠慮なく、お申し付けくださいね。 来週10日が日曜市の日なので、たぶん間違いなく買えると思います。 今現在、売っているのは、↑のものより、色が明るい=薄いのですが、 味は、全く同じ、芋飴そのものです。1パック500円ですが、いくつご要望ですか? 6-7日、私は所用でパソコンのないところに出かけますが、 9日土曜日までに、 個数や、送り先などお知らせいただければ、お役に立ちたいと思います。 ご遠慮なく、ご用命くださいね。^^
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at 2011-07-06 00:17
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ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
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arinco11 at 2011-07-07 12:13
■7-05の鍵コメさま...OK。承りました。
後ほど、メールアドレスにご連絡いたしますね。^^
はじめまして!
こんにちは(^-^*)/ blogの入力担当の二代目候補です。 「いもりょうせん」で検索してたどり着きました。 少し、教えて頂きたいのですが… 土佐山田の日曜市は今も行われていますか? また、場所と時間帯が判れば教えて頂けないでしょうか? 追手筋の日曜市は1店だけで、寒くなったら休んでいるので…(>_<) いもりょうせんにハマって胸やけしても食べているし、食べたいです! よろしくお願い致します。(^人^)
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arinco11 at 2012-12-10 14:06
■二代目候補さま...はじめまして!こんにちは^^
「いもりょうせん」...高知・四国由来で、アチコチから 検索で来ていただく方がいますよ^^ 高知の方なんですね^^ うれしいです! 土佐山田の日曜市は、 毎週日曜日に、休むことなく行われていますよ^^ 開店は、早朝から、午後2時頃まで...といったところでしょうか? 「いもりょうせん」のお店の方は、 10時ごろから午後2時前ぐらいなら、毎週出店されていますよ^^ 土佐山田の駅から、南に向かい、香美市役所側に隣接した場所です 「いもりょうせん」人気があるようですね^^ 冬なら、飴湯にしてショウガ汁を落としたり...なんていいですね^^ ぜひ、お越し下さいね^^
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arinco11 at 2013-06-15 16:17
■...以下↓皆様へ(改)
「りょうせん」の検索で、この記事にたどり着かれた読者様や、 製造販売している方のために、書かせていただきます。 土佐で「りょうせん」と呼ばれているものは、現在においては極めて製造が減少していると思われます。 また、土佐山田日曜市において販売されているものを、実際にこの目でしばしば見ていると、 製造ロットにもよるのでしょうか? 色が濃い時があったり、え?っと思うほど薄い色味のこともあります。 が、観察していると、 これは、季節や、 その時々、製造者さんが原料とするサツマイモの品種が違ったりという事情か?という可能性があると推定されます。 販売している方は、色による味の違いはない、とのことです。 サツマイモという、自然素材からの独特の風味... それぞれのお好みで、りょうせんをお楽しみ下さいね...^^
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miiko
at 2016-04-02 23:53
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こんにちは。はじめまして。
子供の頃食べていた「芋飴・・・?」を探していましてたどり着きました^^・・・・この水あめっぽいのがすっごく近いようで どうしても「芋りょうせん」を味わいたいのですが・・できればお助け願えないでしょうか? 宜しくお願い致します。
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arinco11 at 2016-04-06 00:47
■miikoさま...お返事遅くなりました すみませぬ。。。滝汗^^;
2ヶ月以上、更新もせずという体たらく、、、 さて、ご要望の件、承りますよ、というか、 日曜市の↑「りょうせん」のお店の方から直接お送りできるように、 お願い=お話してみますね。 miikoさまの連絡先など、非公開コメントでお知らせくださいませ。 まずは、メールアドレスをいただけると安全かと。 お待ちしています^^
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at 2016-04-07 12:26
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ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
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