「鶏つくねと角麩のコッテリ煮物...尾張名産『角麩』を食す・1」080311

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初対面でありました...尾張名産『角麩』
鶏のつくねと...コッテリ濃い色味の煮物に
↓...囓ってみた...↓
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それは先週のことでした...名古屋「酒中日記」のaonami先輩から...「好物の尾張名産『角麩』をご賞味あれ!」と...贈り物が届きました.先輩の「酒中日記」には...この『角麩』が時々登場していて...麩とはいえ...京都のフルリンとした生麩とも違うし...もちろん...味噌汁やすき焼きに使う焼き麩とも違うなぁ...と眺めていたのです.

手元に届いた『角麩』は...真空パックされた板状の「なま麩」とか...やはり小麦のグルテンであり...ひょっとしたら関東周辺で見かける「ちくわぶ」と呼ばれるものと形状の違いこそあれ,似たものなのかもしれません...が...関西育ちの身の上...いわゆる「ちくわぶ」を食べる習慣というか...買ってみたことさえもなかった...食べ方がわからへんちゅーの!...^^ 関東人の同僚サンに聞いてみたら...「小麦グルテン??...そ・そ・そりゃ...ふ・ふ・鮒の餌スか?」と...ワケの分からんコト言い出すし...

しばし...パックに書かれた説明書きなどを読みながら...コレはコッテリした煮物にして...まずはいただいてみよう!と試みました.
出汁で牛蒡だけを煮始め...牛蒡が柔らかくなったところで...酒+味醂と先日の「鶏の油煮」のオマケだれ(甘くない)+少量の砂糖などで汁に味つけ...丸めた鶏のつくねを別鍋で茹でて...これも加え煮込み始めます.
一方...『角麩』は袋から取り出し...すだれ状になったものをそぎ切り...数分湯通しします(α化される?).それを...つくねを煮ている鍋に入れ...しばらく強火で煮立てました.煮汁が底の方に僅かになってきた頃には...つくねにも煮汁がまとわりついています.大鉢に...つくね+牛蒡を取り出しました.そして...残った煮汁を『角麩』に...絡めるように煮詰めて...一緒に盛りつけ...青み(豆苗)を添えて...仕上がりです.

「鶏の油煮」のオマケだれを利用したのですが...このタレには...醤油+酒+サラダ油に,鶏のエキスやコラーゲン,鶏油などの旨みが含まれているので...『角麩』に煮絡めたときには...熱々...照り照りの仕上がりとなりました...いい感じ!.魚のあら炊きの残り煮汁も良さそう!

そして...お初『角麩』...どんな味?...おおぉ!!!...餅ッとして...ウミャ〜〜〜!!!
予期に反してと言っては失礼ながら...こりゃ,なかなか「乙」ですよ!...先輩!
尾張名産『角麩』を食す・その1...まずは一勝!...ごちそうさま...m(_ _)m
次回の「『角麩』を食す・その2」では...『角麩』の姿にも登場してもらいましょう!
さて...どんな風にして食べようかな?...楽しみになってきました.ステーキ?揚げ物?うひ!
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=^・^=

by arinco11 | 2008-03-11 20:38 | 和な味(103) | Trackback(2) | Comments(8)
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Tracked from 酒中日記 at 2008-03-15 10:23
タイトル : 「 尾張名産・角麩 角麩と穴子の煮付け 房島屋で・・ 0..
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Tracked from 酒中日記 at 2008-04-29 21:22
タイトル : 「 尾張の角麩  山椒も季節  私の味覚計  08.04..
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Commented by yasurako at 2008-03-11 22:34
こんばんは~。
ぐっと気持ちをつかまれちゃいました。
このコッテリ感がすっごいおいしそうですね。
角麩?というのですね。味がしみこんで御飯進みそうですね~。
Commented by kagoyuyu at 2008-03-11 23:43
こんにちは♪
復活しましたので お礼参り(?)です。
角麩ってはじめてです。なんか かなりもちもちしてそうなのですが
どうなんでしょう。
いやー コッテリ煮物といえば 日本酒飲みたくなりますねぇ
焼酎もいいですねぇ
いがいと赤ワインもいけそうですよぉ

と 元気になったら すぐこれだ・・・
Commented by aonami24 at 2008-03-12 01:43
この濃厚な煮こごり感は未体験、
すき焼きの中に最後に入れて、冷めてから盛り付けた感じ?
今日はゴルフ、そろそろ寝ないと起きられないので
後程、又拝見に参上します。
Commented by arinco11 at 2008-03-12 03:16
■yasurakoさん…コテッリ煮物、お好きですか?
↑案外見かけよりは味が濃くはないのですが、しっかりコクがありました。
角麩、、、初めは、、、こりゃ難しい!かな?と思いましたが、
実際に煮物にしてみると、なかなか美味しい!ちょっとビックリでしたよ。^^
最近感じるのは、日本の煮物には二種類あるかも、
味コックリ濃厚なのと、あくまで淡いのと、どっちもそれなりの味わい、良さがある...と。
コッテリは、味つけが濃厚というより、醤油の色+甘みの使い方がキモですね。^^
Commented by arinco11 at 2008-03-12 03:21
■かんちゃん…お帰り〜!って、何じゃ!それ! ^^ 
ごはんもお酒も復活で、よかったよかった!
角麩は、モチモチとしてて、なかなか美味しいですよ。
それ自体に特別な味はないんだけど、食べ方次第、テリテリ甘辛、旨いです。
テリは、↑の場合、味醂とコラーゲンとオイルが功を奏してくれたかな?
ふむ、日本酒にピッタリ...一升いけちゃう? ^^
Commented by arinco11 at 2008-03-12 03:29
■aonami先輩…角麩との遭遇、初戦で最早なかよくなれたような。。。
旨いです。クセになるのが、わかりましたよ。^^
コッテリした照りは、鶏の油煮のコラーゲンや油などがもたらしてくれたのでしょうか?
最後は、ほとんど炒りつけるぐらい煮詰めましたもの。
↑は、冷めていません、熱々です。
何か、油分のある濃い煮汁で、しっかり煮詰めると多分こんな風に仕上がると思います。
さて...次は...
う〜ん「下味つけて揚げ物?」...ちょっと竜田揚げ風...精進料理風ですね!
Commented by aonami24 at 2008-03-14 11:24
中々手間をかけた 角麩料理になりましたようで。
吾等の日常は、お味噌汁のお出し程度のだし汁で煮て
濃い口醤油(たまり・大豆のみ使用)で味付けして尾張(終り)です。
イカ、穴子と煮れば上出来、肴の煮汁を漉して煮ればこれも上出来
<もつたいない>精神溢れる素材です。
昭和30年代までは家でも<牛肉のすき焼き>は晴れの日の御馳走
日常は<鶏のすき焼き=鶏の引きずり>でした。
牛肉の代わりに鶏肉を使い、後の具や煮方は同じです。
鉄鍋に鶏の脂を入れて、鶏肉を菜ばしで引きずるように裏返して
焼き煮る様から<引きずり>と呼んででいたようです。
最後に出しの良く出た煮汁に角麩を入れて絡めとリ鍋を空にするのが、この地方の庶民常民良民の食し方のようでした。今は少なくなりました。
蟻さんの組合せは、そんな伝統的なこの風土の食し方に竿ささずに、
現代に合せた一品かと認識しました。尾張にも普及させたいものです。

加賀の<治部煮>も鶏肉の旨みを上品に閉じ込めた一品。
藩祖・前田利家は私の住む荒子村(町)の生まれで少年時代を
過ごしています。   角麩が当時あつたかどうかは?
Commented by arinco11 at 2008-03-14 18:33
■aonamiさん…実はそれほど手間はかかっていません...^^;
鶏の油煮の煮汁ありき...
おっしゃるように、各種の煮汁を生かすのに、これほどの素材もまたとナシ。
クセのない小麦グルテンの餅麩は、元の出汁になった素材を100%以上に、
楽しい食感で味あわせてくれます。角麩、気に入りました。すごいです。
期せずして...そちらの伝統風土に適った食し方となったのですね。
というか、この素材は必然的に斯様ないただき方があっていると思います。
後日、これも試してみたいのですが、湯通し後、串刺しで炙り、みたらし風。
その他、お心づくしの角麩との遭遇、いかにいただいてみようか?、
思いを巡らせています。ありがとうございました。
角麩の歴史、、、どのぐらい昔からあったのでしょうね?


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