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「まさかり半島からの郷土料理...けの汁」080304

「まさかり半島からの郷土料理...けの汁」080304_b0006637_1961963.jpg「まさかり半島」の頃子さんが...
郷土料理の「けの汁」を送って下さいました.

詳しい説明は...私にはとてもできません...
が,冬の寒い頃に...
春から貯蔵した山菜の乾物の数々,
根菜いろいろ,豆腐に蒟蒻,豆やきのこ,
あれぇ?...一体何種類の具材?
本当に...これほどの汁物には初対面です.

大きな鍋に作り,北国ゆえ屋外で保存...
そのつど...食べる分だけ鍋に取り,
出汁と味噌で仕上げて,
熱々をいただくとのこと...
「お味見してみなされ!」と...

本日は...「けの汁」をメインに...
「けの汁ご膳」にさせていただきました.

さて!...どんなお味?...わくわく!
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...多少のお総菜は...「けの汁」様のため...脇役です...
蛸ぶつ・菜の花入り卵焼き・春菊のナムル・うるめいわしの生干し
「まさかり半島からの郷土料理...けの汁」080304_b0006637_1965343.jpg
↓...こ・ち・ら...↓
みちのくの郷土食「けの汁」は...まったく「未知との遭遇」でありました!
表現する言葉が見つかりません...^^;
山菜や茸,根菜に金時豆...いろんな味が渾然一体
だけど一粒ずつの味わいもある...不思議な美味しさ
「まさかり半島からの郷土料理...けの汁」080304_b0006637_197586.jpg
一年をかけて保存してきた北国の滋味あふれる食材を生かす知恵
野山の山草,畑の産物...etc...ひとつひとつにどれだけの手間がかかっているだろう?
雪の日々に...春待ちわびながら...温かな「お椀」に...OH!!!,スローフードだ!
ご馳走と呼ぶにふさわしいなぁ...しみじみと感じながら...ごちそうさまでした!
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=^・^=

by arinco11 | 2008-03-04 19:45 | 和な味(103) | Trackback | Comments(2)
Commented by koro49 at 2008-03-05 23:46
「けの汁」って、食材が豊富でなく流通の発達していなかった昔の人の知恵の結晶のような気がする。
それが今は贅沢な食べものになってることにちょっとショック^^;
山菜もキノコもスーパーでは某国産が出回っていたりするから、私はそれを避けたく、やっぱり採って来てもらわないと^^
やっぱり「食歴」って脳にインプットされてるとつくづく思うね。

昔の寒い台所、けの汁もチルド状態で、薄く氷がはった時もあって、それを食べる分小分けして温めて食べたよ。
今はそんなこともないなぁ。

↓餃子お見事!
焦げの具合もいいなぁ!!!
Commented by arinco11 at 2008-03-06 18:59
■koroちゃん…んだねぇ、本当に大切に食材を蓄えて、
それを組み合わせて、独自の味が生まれた、その言い伝えが21世紀の今にも。
知恵の結晶、まさに!、北国ならではの。
未知の味ワールドの体験、貴重でした。ありがと!ごち!
「けの汁」もう一回分、楽しませていただきます。お味噌も独特だった。
頃子家の場合には、野生の山菜を自家採集してるのが特に素晴らしい。
今シーズンからは、お弁当と熊よけの鈴をご持参で、ますます収穫活動かな? ^^
あ!、餃子ね、包むのは慣れたもんだけど、皮造りは、まだまだこれから修業っす。^^:


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